2020年08月29日

同人アナログゲーム

同人、と聞くとマンガ同人誌を一般的に思い浮かべると思いますが、大規模な同人誌即売会などを見てみると、ジャンルはマンガだけに限りません。

音楽、フィギュア、ゲームなど、多種多様な同人作品を目にすることができるはずです。


その中で最近注目を浴びているのが、近年静かなブームを巻き起こしているカードゲームやボードゲームといった「アナログゲーム」。


アナログゲームの同人即売会にも「ゲームマーケット」といった大規模なものがあります。


中にはそういった同人作品として人気に火がつき、商業製品として一般店舗に並ぶことも。


私が個人的に好きなのは「赤い扉と殺人鬼の鍵」。


場に裏向きで伏せられたカードを神経衰弱のようにめくっていくゲームです。


カードの裏側には赤い扉の絵が描かれており、脱出ゲームのような雰囲気があります。



この中からプレイヤー同士で協力して銀の鍵を3枚集めた状態で、脱出口へ向かえばゲームクリアなのですが……。


1枚だけ「殺人鬼の鍵」というカードが混じっており、それを引いたプレイヤーは否応なく裏切り者になり、他のプレイヤーが全滅し、自分ひとりが生き残れば勝ち、と勝利条件が変化します。


イメージとしては人狼ゲームに近いでしょうか。


また引いたカードによっては、運悪く即座にゲームから脱落というものもあり、運・協力・裏切りといった要素が絡み合ってなかなかヒリヒリしたゲームになっています。


こういった同人のカードゲームを作るのにはどういった方法があるのでしょうか。



例えばカードやチップなどは、印刷物のデータを用意すれば印刷会社でカードに印刷してくれます。


会社ごとにテンプレートなどがあるようですので、チェックしてみると良いでしょう。


そういった印刷物だけでなく、最近では例えばAmazonなどで六角形のタイルボードや、着色されたウッドブロックなど、ゲームのコンポーネントとして使えそうな材料も多種多様なものが販売されています。


こういったものを組み合わせて、オリジナルのゲームを作成する。

そういう自己表現というのも面白いのではないでしょうか。



こんなジャンルもあるよ、というちょっとした紹介でした。



Posted by hamachansukisuki at 00:02